VWは、ウィンターコルン最高経営責任者(CEO)の辞任を受け、取締役の罷免権を持つ監査役会が25日に後任人事を協議する。現地メディアなどでは、グループの高級車ブランド、ポルシェのミュラー会長を筆頭に、アウディのシュタートラー会長、VWブランド責任者のディース氏らの名前が候補に挙がっている。
あわせて、VWは、不正に関与した社員を刑事告訴する方針。ウィンターコルン氏は2007年からトップを務めてきたが、不正は「認識していなかった」と説明している。傷ついたブランドを回復したい考えだが、道のりは険しい。
さらに、問題は業界全体に飛び火しつつある。
欧米メディアによると、EPAは、現地でディーゼル車を販売する独BMWや独ダイムラー、米ゼネラル・モーターズ(GM)など、VW以外の車両についても規制逃れのソフトが組み込まれていないか、調査に乗り出す方針を固めた。米カリフォルニア州も、VWグループのアウディやポルシェのディーゼル車について調べるとみられる。