経営に影響も
一方、24日の東京株式市場では、VWにターボチャージャー(過給器)を納入するIHIが一時、年初来安値をつけたほか、グループ会社が変速機を供給するアイシン精機の株価も先週末比の下落率が7%を超えた。クリーンディーゼル車を得意とするマツダも、連想で株価が急落。終値は先週末比134円安の1836円だった。VWと取引のある日系部品メーカーは多く、VWの販売台数が大きく落ち込めば、経営に影響が及ぶ可能性がある。
各国の環境規制をクリアしたクリーンディーゼル車は燃費の良さや二酸化炭素(CO2)の排出量の少なさから欧州を中心に支持されてきた。だが、VWの不正をきっかけにディーゼル車全体のイメージ悪化や規制強化が進むことも懸念される。(共同/SANKEI EXPRESS)
■フォルクスワーゲン ドイツの大手自動車メーカー。主力乗用車に「ゴルフ」や「ポロ」があり、優れた燃費性能が支持されて日本でも人気を集めている。傘下にアウディなどの高級車から商用車まで幅広いブランドを抱える。グループの2014年の世界販売台数は1013万7000台で、トヨタ自動車グループ(ダイハツ工業と日野自動車を含む)の1023万1000台に次いで世界2位。(共同)