訪米の移動中に子供たちの自撮りに応じて、一緒に写真に納まるローマ法王フランシスコ。「法王は庶民とともにある」が口癖の一つである=2015年9月23日、米国・首都ワシントン(AP)【拡大】
あおりを受ける形で、同じ時期に初めて国賓として訪米中の中国の習近平国家主席(62)の存在はすっかりかすみ、オバマ大統領との会談は「史上最も注目されない米中首脳会談」になってしまった。
街頭での歓迎では、若者の姿が目立った。多くは法王のツイッターのフォロワーとみられ、盛んにスマートフォンのシャッターを切っていた。
法王フランシスコは、ローマ法王として初めてツイッターを始め、そのフォロワー数は現在、約2300万人と推定されている。9カ国語のバージョンがあり、法王は現在「ネットの世界で最も影響力のある指導者」(米CBS)と称されている。
訪米を「実況中継」
そんなフォロワーたち60人が集まり、今回の法王訪米の一部始終をネットで「実況中継」した。米国のキリスト教系のメディア会社が支援した「ポップ・イズ・ホープ(法王は希望)」と名づけたキャンペーンの一環として行われたもので、参加者たちはスマートフォン片手に法王の訪問先から映像を送り続けた。参加者の一人、キャッシー・サディさん(18)は「参加したおかげで、法王をこの目で直接見ることができた。人生が変わるほどの意義ある体験ができた」と興奮気味に米メディアに話した。