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【アメリカを読む】ロシアのシリア空爆 なめ切られたオバマ氏 (2/4ページ)

2015.10.6 09:00

国連本部での首脳会談に臨むにあたって、写真撮影のため報道陣の前に姿を現したバラク・オバマ米大統領(右)とウラジーミル・プーチン露大統領。両首脳の渋い表情が「衝突回避のための対話」の空疎さを物語った=2015年9月28日、米ニューヨーク(ロイター)

国連本部での首脳会談に臨むにあたって、写真撮影のため報道陣の前に姿を現したバラク・オバマ米大統領(右)とウラジーミル・プーチン露大統領。両首脳の渋い表情が「衝突回避のための対話」の空疎さを物語った=2015年9月28日、米ニューヨーク(ロイター)【拡大】

 ロシア軍は9月、シリア北西部ラタキア周辺に戦闘機や軍用ヘリなどを集結させ、アサド政権のシリア政府軍を支援する姿勢を明確にしている。ロシアが米国の支援を受ける反体制派を攻撃する事態になれば、作戦上はアサド政権と同じ「敵」ということになる。

 オバマ氏としては、首脳会談を通じてイスラム国掃討作戦で米国と共同歩調を取るつもりがあるのか、それともアサド政権の支援が主たる目的なのか、意図を探る狙いがあった。

 「衝突回避のための対話」という合意で問題を先送りしたが、プーチン氏の答えは1時間前の空爆通告だった。イスラム国ではなく反体制派が攻撃目標だったとの見方も強まっており、オバマ氏は完全に顔に泥を塗られた格好となった。

 揺れ続けた政策

 オバマ氏は9月28日の国連総会での演説で、シリア情勢でも「軍事より外交」という政権の基本姿勢を強調した。

2013年にシリア空爆を断念

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