「ガンバは絶対的なヒーローです。勇敢で冒険心が旺盛なクラシカルなヒーロー像なんですね。でも、この映画には他にもいろんなネズミが登場します。出演者が映画の鑑賞を勧める際、とかく『共感できるキャラクターを探してほしい』というコメントがなされがちですが、この映画に関してはそういうことではなくて、ちっちゃいネズミたちがスクリーンの中を右往左往しながら一生懸命に困難に立ち向かっていくので、お客さんにはその姿を見守ってほしいなという気持ちでいますね」。大のアニメ好きを公言する神田らしいナビゲートだ。
《都会の片隅で暮らしていた『街ネズミ』のガンバ(梶裕貴)と親友のマンプク(高木渉)は、まだ見ぬ海を一目見ようと旅に出る。港に着いた2匹は船をすみかとする『船乗りネズミ』たちの宴(うたげ)に参加したが、ガンバは彼らのボスと大げんかを始めてしまう。そこへ島に住む『島ネズミ』の忠太(矢島晶子)が命からがら逃げ込んできて、『島の仲間が白イタチのノロイ(野村萬斎)に虐殺されている』と助けを求めてきた。ノロイと聞いて恐れをなした船乗りネズミたちが尻込みする中、ガンバはノロイ討伐のため島へ乗り込む決意をする》