ケヴィンは博士号を持っている科学オタクで慎重派。他方のグラントはネービーシールズやFBIのトレーナーも務めてきた元アメリカ海兵隊員で、考えるより先に行動するタイプ。すべての局面で意見が合わない。かくして実験は「自分の方法こそが一番」と、失敗したほうが成功したほうにごちそうする賭けになっていく。
グラントのお手製爆弾はケヴィンには恐怖の対象だ。いったい何が配合されているかわかったものではない。グラントは自信たっぷりに「これだけの威力があればロケットは30メートル飛ぶさ」とうそぶく。さてこの爆弾、点火に課題がある。秒速600メートル以上の速度で衝撃を与えなくてはならないのだ。ここからがグラントの型破りなところ。元スナイパーである自身の腕をいかし、爆弾を銃で撃って爆発させるというのだ。慎重なケヴィンは発砲の直前、グラントの脇から逃げだし、壁の後ろに隠れた。一瞬の後、大爆発。ケヴィンも無事だ。しかし、ロケット本体は木っ端みじん。グラントの打ち上げ実績は、0メートルに終わった。
大がかりな自由研究
対してケヴィンは現実派。最初は整髪料やプロパンガスと迷走を続けたものの、最終的に液体窒素を発射剤と決めて見事成功! その日のランチはグラントのおごりと決まった。