パリファッションウイークでのクリスチャン・ディオールの2016年春夏コレクションで、まだ14歳、2度目のステージとは思えない堂々とした振る舞いで「顔」役を務めたソフィア・メシェトナーさん=2015年10月2日、フランス・首都パリ(ロイター)【拡大】
店先でスカウト
イスラエルのメディアによると、メシェトナーさんは2Kの狭いアパートに母親、妹、弟と暮らしており、離婚して女手一つで子供たちを育てている母親の収入は月1000ドル(約12万円)程度。生活は楽ではなく、何か母親を助けられる仕事はないかとメシェトナーさんは模索していた。そんな折、よく道端で「バスケットをやっているの? それともモデルなの」と話しかけられることが多かったことから、178センチの身長を生かして、モデルに挑戦しようと決意。母親に付き添ってもらってテルアビブのモデル事務所に仕事の斡旋(あっせん)を頼みに行った。
応対したガー氏は「これは逸材」と直感。イスラエルでのモデル経験ゼロのまま、6月にメシェトナーさんと2人でパリに飛び、主だったエージェントに売り込みを図った。しかし、「若過ぎる」という理由でいずれも断られた。