【Campus新聞】
日本全体を元気にする「地方創生」に、先進的に取り組んできた高知県で元気に輝く“スター企業”を、県内外の有志学生記者が総力取材する第2弾。県内企業の支援や県産品の売り込みなどで、故郷・高知県を元気にしようと奮闘する尾崎正直(おざき・まさなお)知事にも直撃インタビューをした。
□今週のリポーター 高知県内外の学生有志記者
高知県の尾崎正直知事は2007年の就任以来、地元企業の支援や県産品の売り込み、移住の促進など「地方創生」に先進的に取り組んできた。故郷・高知県の活性化にかける思いなどを聞いた。
全国とつながらず
――高知県が抱える課題は何ですか
「知事選に出馬した07年当時、全国の有効求人倍率が1倍を超える水準まで回復するなか、高知県は0.4倍台でした。四国の中でも高知県だけが、全国と連動せず浮かび上がれないでいました。全国平均より15年も早く人口の自然減が始まり、その結果、足元の経済規模が縮み始めていたのです。また高知県の企業は全体的に、県外から外貨をつかみ取ってくるという構造を確立できていなかった。日本全体の経済とつながることができず、ある意味で孤立していたといえます」