エレクトロニックダンス・ミュージック(EDM)への意気込みを語るエイベックス・グループ・ホールディングスの松浦勝人(まさと)代表取締役社長CEO=2015年9月18日(瀬尾泰章さん撮影、提供写真)【拡大】
□エイベックス・グループ・ホールディングス代表取締役社長CEO 松浦勝人(まさと)さん
エイベックスが2015年8月、新レーベル「avex EDM」を設立した。契約アーティストには、ハードウェル、ニッキー・ロメロ、アーミン・バン・ブーレンなど、エレクトロニックダンス・ミュージック(EDM)の世界的人気アーティストが名を連ねる。エイベックスは、もともとダンス音楽を中心に立ち上げられた会社。これまでEDMは、世界規模で展開してきたジャンルであり、今回の世界的なヒットは、創業以来の大きなムーブメントともいえるのだ。
欧州発のムーブメント
「約10年前、2000年代半ば、サイバー・トランスのブームがあり、その10年前にはジュリアナのテクノが、さらにその10年前には、ユーロビートのブームがありました」
ダンス音楽のサイクルは、約10年だと、エイベックス・グループ・ホールディングスの松浦勝人代表取締役社長CEO(51)はいう。確かに、面白いほど“10年サイクル説”が当てはまる。しかし、いずれもその間に、アメリカの黒人ダンス音楽やヒップホップなども流行したが、エイベックスはこれらのジャンルに積極的ではなかった。