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「イスラム国」脅威で中央アジア流動化 (4/4ページ)

2015.10.28 10:30

会談するロシアのウラジーミル・プーチン大統領(右)と、タジキスタンのエモマリ・ラフモン大統領=2015年10月6日、ロシア・ソチ(ロイター)

会談するロシアのウラジーミル・プーチン大統領(右)と、タジキスタンのエモマリ・ラフモン大統領=2015年10月6日、ロシア・ソチ(ロイター)【拡大】

  • タジキスタン

 トルクメンは米に接近

 こうした中、トルクメニスタンは米国に接近する動きを見せている。CIS首脳会議の開かれた16日、ラシド・メレドフ外相はワシントンで複数の国務省幹部と会談し、安全保障や資源・エネルギー問題について協議した。トルクメニスタンが米国の推すアフガン経由インド向け天然ガス・パイプラインに着工した見返りに、米国がトルクメニスタンに何らかの軍事協力を約束したのではないかとの観測が出ている。

 トルクメニスタンは軍事的足場の拡大を狙うロシアの強い圧力にさらされているが、自国産天然ガスの大口購入国である中国への依存をさらに強めたくもない。トルクメニスタンの対米接近にはこんな事情があり、中央アジアをめぐるパワーゲームはさらに加熱しそうだ。(モスクワ支局 遠藤良介(えんどう・りょうすけ)/SANKEI EXPRESS

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