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【米大統領選】民主「女性初」へ着々 共和、異端児なお勢い 投票まで1年 (1/3ページ)

2015.11.5 07:30

米大統領選候補の指名争いでリードする民主党のヒラリー・クリントン氏=2015年10月28日、米ニューハンプシャー州マンチェスター(ロイター)

米大統領選候補の指名争いでリードする民主党のヒラリー・クリントン氏=2015年10月28日、米ニューハンプシャー州マンチェスター(ロイター)【拡大】

  • 米大統領選候補の指名争いでリードする共和党のドナルド・トランプ氏=2015年11月3日、米ニューヨーク(ロイター)

 オバマ米大統領の後継を決める来年11月8日投票の次期大統領選まで1年。民主党は本命のクリントン前国務長官(68)が優勢で、女性初の米大統領へ地固めを図る。政権奪回を目指す共和党は依然混戦だ。世界が注目する戦いは来年2月1日のアイオワ州党員集会で火蓋を切る。

 公聴会乗り切り流れ変化

 クリントン氏は長官在任中に私用メールアドレスを公務に使った問題が響き、60%前後を維持していた支持率が一時、40%近くまで低下した。

 だが、在任中に起きたリビアの米領事館襲撃事件への対応をめぐる10月の下院公聴会で、約11時間にわたる共和党の追及を「ほぼ無傷」(米メディア)で乗り切ったことで流れが変化し勢いを取り戻しつつある。

 「夫(クリントン元大統領)の3期目でも、オバマ政権の3期目でもない。私の1期目に向けた戦いだ」と勝利への決意は固い。

 クリントン氏を追い上げるのが、米議会で最左翼に位置するサンダース上院議員(74)だ。信念を情熱的に語る姿勢が好意的に受け止められており、リベラル層の支持を拡大したい考えだ。

ブッシュ陣営「崩壊寸前」

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