アフガニスタンやイラクでの終わりの見えない戦争、格差の拡大、社会保障制度の機能不全。コロラド州立大のジョン・ストレーヤー教授は「トランプ、カーソン両氏とも政策を打ち出すというより、米社会が抱えるさまざまな問題で鬱積した不満をすくい上げている」と指摘する。ノーフォークの会場には「セレブ見たさ」「娯楽みたいなもの」と語る市民も多く、実際の投票につながるかどうか懐疑的な見方も根強い。
キューバ移民の両親を持つルビオ上院議員(44)、ブッシュ家3人目の大統領を目指すブッシュ元フロリダ州知事(62)ら政治経験のある候補がいずれ浮上するとの見方も根強い。
しかし、本命と目されていたブッシュ氏は支持率が低迷。支援者がルビオ上院議員に流れ始めたとも伝えられ、陣営は「崩壊寸前」(米メディア)の危機だ。予備選の幕開けまで3カ月。トランプ氏ら異端候補は依然存在感を失っていない。(共同/SANKEI EXPRESS)