昨年11月10日に83歳で亡くなり、一周忌を迎える俳優の高倉健さん。主演映画ロケ地が多い北海道で、高倉さんをしのぶさまざまな催しが各地で企画され、全国からファンが集まっている。
駅舎にメッセージ
「鉄道員(ぽっぽや)」(1999年公開)のロケ地、南富良野町のJR幾寅駅では、駅舎の窓ガラスに付箋が貼られている。付箋は高倉さんへのメッセージを書いてもらおうと町の観光協会が用意した。「たくさんのすてきな映画をありがとう」「そちらはいかがですか?」などと書かれ、中国語や韓国語のものもある。
駅がある幾寅地区の婦人会代表、後藤治子さん(66)は感謝の気持ちをしたためた。「健さんは撮影隊に炊き出しをしていた私たちにも『おいしかったです』と頭を下げてくれた。全ての人に心を配る大切さを教えてくれました」と振り返る。
婦人会は命日の10日、高倉さんが好んで食べたイモ団子と団子汁を駅舎内にある遺影の前に供える。来訪者にも無料で振る舞う予定で、観光協会は「団子を用意して健さんが天国から降りてくるのを待ちます」と話す。