国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)は、温暖化により海面は今世紀末までに最大82センチ上昇すると予測しているが、チームによると、その後も長期間、場合によっては2000年間近く続く。
チームはこのような海面上昇の予測データに、各国の地理情報、人口分布などを加え、海面上昇で住居を失うリスクのある人口を推計した。
この結果、温室ガス排出量が今のペースで増え、産業革命以降の気温上昇が4度になるシナリオでは、この数は6億2700万人と見込まれることが分かった。国別では、中国の1億4500万人が最多で、インド、バングラデシュと続いた。日本の10都市についても分析。東京は745万5000人との結果が出た。
一方、排出削減により気温上昇を2度に抑えた場合、長期的な海面上昇は4.7メートルにとどまり、日本で影響を受ける人口も1800万人に減る。(SANKEI EXPRESS)