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孤独との向き合い方、訴えたかった 映画「1001グラム ハカリしれない愛のこと」 ベント・ハーメル監督インタビュー (1/3ページ)

2015.11.13 13:00

「何事も基準に従い正確に行うことは大変なこと。でも、誤差が生じるからまた面白いんですけどね」と語るベント・ハーメル監督=2015年10月27日、東京都港区(高橋天地撮影)

「何事も基準に従い正確に行うことは大変なこと。でも、誤差が生じるからまた面白いんですけどね」と語るベント・ハーメル監督=2015年10月27日、東京都港区(高橋天地撮影)【拡大】

  • 【メディアトリガーplus(試聴無料)】映画「1001グラム_ハカリしれない愛のこと」(ベント・ハーメル監督)。公開中(ブラウニー提供)。BulBul_Film,Pandora_Film_Produktion,Slot_Machine。(C)2014

 北欧を代表する映画監督、ベント・ハーメル(58)=ノルウェー=が脚本も手がけたオリジナル作品「1001グラム ハカリしれない愛のこと」は、「ノルウェー国立計量研究所」に勤務する計量のエキスパートを主役に据えた「リケジョ」の成長物語だ。

 《スキーのジャンプ台の長さから街のガソリンスタンドの計器のチェックにいたるまで、計測に関するあらゆる検査を一手に担ってきた、きまじめで、人付き合いが苦手な科学者マリエ(アーネ・ダール・トルプ)。自らの結婚生活はといえば、“計測”できないことの連続で、目下、離婚手続きを進めている。そんな鬱々とした日々の中、パリで開催される国際セミナーに代理出席して、1キログラムの新しい定義の仕方を議論するために重さの基準となるノルウェーの「キログラム原器」をパリに持ち込むこととなったマリエは、鳥の泣き方を調査する研究員、パイ(ロラン・ストッケル)と知り合う》

 なぜハーメル監督はキログラム原器という“謎の物体”からインスピレーションを得たのだろう。「何年も前にラジオのドキュメンタリー番組を聴いていた私は、国立の施設がキログラム原器を保管していることを初めて知り、そんなものが存在するのかと大きな関心を持ちました。その後、脚本を執筆している際に『これは映画のアイデアとして面白いかもしれないな』と思い出したのです」

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