スタッド・ド・フランスは日本代表とも縁がある。
2001年には、トルシエ監督が率いた日本代表がここで仏代表と戦った。中田、名波、中村らの中盤を擁しながら、ほとんど何もさせてもらえず、ジダンやアンリ、デサイーらの仏代表に0-5で完敗した。
あまりの負けっぷりに「サンドニの惨劇」と呼ばれることもあったが、本当の惨劇はこの日、サンドニやパリ市内で繰り広げられた。
スタッド・ド・フランスはまた、07年ラグビーW杯の決勝会場でもあった。南アフリカが15-6でイングランドを破って優勝し大会トライ王には、先のW杯で日本が逆転勝ちした歴史的一戦にも出場したブライアン・ハバナが輝いた。
スタッド・ド・フランスは、サッカー、ラグビー両フットボールのW杯決勝会場となった世界唯一の競技場である。そして来年のサッカー欧州選手権も、開幕戦と決勝がここで行われることが決まっている。
すでに大会組織委員会の幹部は、「テロに屈することなく、予定通りここで開催する」と宣言している。テロリストの思惑に左右されてたまるか、という欧州フットボーラーの熱い思いが感じられる。(EX編集部/撮影:ゲッティ=共同、AP/SANKEI EXPRESS)