首都クアラルンプールで開かれた東アジアサミット=2015年11月22日、マレーシア(共同)【拡大】
安倍首相はその後、日ASEAN首脳会議に出席。ASEANと中国による偶発的な衝突を回避するための行動規範(COC)の早期締結の必要を確認。ASEAN側から南シナ海に関する安倍首相の姿勢や巡視船供与などに評価や感謝の意が示された。(クアラルンプール 坂本一之/SANKEI EXPRESS)
≪民主主義VS.「爆買い」マネー 日中綱引き≫
ASEANの一連の首脳外交で、日本と中国が激しい綱引きを演じた。世界中で“爆買い”を展開し、その豊富な資金力でASEAN諸国との連携を強めようとする中国。対する日本は日米同盟や民主主義を前面にASEANとの関係強化を図る。日中間の攻防は今後も続きそうだ。
安倍首相が不快感
「率直に申し上げて結果には失望している」
安倍首相は22日、インドネシアのジョコ・ウィドド大統領(54)との会談で、ジャワ島の高速鉄道建設計画が不透明な交渉の結果、中国案の採用に終わったことに不快感をあらわにした。今後は、公平な対応を取るようくぎを刺した格好だ。