サイトマップ RSS

サミット警備予算、340億円に実質増額 パリ同時多発テロ踏まえ態勢充実 (2/5ページ)

2015.11.24 08:45

伊勢志摩サミットの主会場に想定される三重県志摩市の賢島(かしこじま、中央)=2015年11月11日(共同)

伊勢志摩サミットの主会場に想定される三重県志摩市の賢島(かしこじま、中央)=2015年11月11日(共同)【拡大】

  • 伊勢志摩サミットに向け準備を進める鳥羽あこや会のメンバー=2015年9月、三重県鳥羽市(共同)

 警備面では、メーン会場となる三重県志摩市の賢島(かしこじま)のホテルが海に囲まれていることから、海上保安庁が水面からの警戒強化のため多数のゴムボートを調達。ホテルの窓の外側には防弾ガラスの「壁」を設置する。

 参加国首脳が空路で移動できるよう賢島近くに仮設ヘリポートを整備する。首脳の伊勢神宮参拝を想定し、防弾仕様の車両を数十台導入する。

 観光への波及効果を狙い、和食や日本文化の売り込みにも力を入れる。海外メディアが拠点を置く同県伊勢市の国際メディアセンターでは、地元食材を使った和食を提供するほか、日本の観光地を紹介するブースも設ける方向で検討する。

 ≪三重県、特需狙い「おもてなし」準備≫

 来年5月26、27日の伊勢志摩サミット開催まで半年。開催地の三重県にとっては、世界に売り込む「千載一遇のチャンス」(鈴木英敬(えいけい)知事)。サミットを機に外国人観光客の増加が見込まれ、サミット主会場に想定される志摩市・賢島(かしこじま)では、地域の魅力をちりばめた極上の「おもてなし」で各国首脳らを迎える準備が進んでいる。観光地としての評価を国際的に高め、東京五輪・パラリンピックの際にも多くの人を呼び込みたい考えだ。

ホテル装い新たに

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。

ページ先頭へ