日本相撲協会の諮問機関、横綱審議委員会(横審)は23日、東京都内で定例会合を開いた。九州場所で優勝を飾った横綱日馬富士(はるまふじ)について、守屋秀繁委員長(千葉大名誉教授)は「満身創痍(まんしんそうい)でよくここまで頑張った。称賛に値する」と語った。
また、横綱白鵬が10日目に関脇栃煌山(とちおうざん)に対し奇策の「猫だまし」を2度繰り出したことに複数の委員から意見が出たといい、守屋委員長は「大多数の人は横綱としてふさわしくない、という話だった」と明らかにした。(SANKEI EXPRESS)