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【大相撲】かど番の豪栄道6敗目 立ち合い力なく (1/2ページ)

2015.11.20 06:00

日馬富士(はるまふじ、右)が押し出しで豪栄道を下す=2016年5月17日、福岡県福岡市博多区の福岡国際センター(共同)

日馬富士(はるまふじ、右)が押し出しで豪栄道を下す=2016年5月17日、福岡県福岡市博多区の福岡国際センター(共同)【拡大】

 大相撲九州場所12日目は19日、福岡国際センターで行われ、横綱白鵬は大関琴奨菊を問題なく寄り切り、12連勝で単独首位を守った。今年66勝目で9年連続の年間最多勝も確定。大関豪栄道を押し出した横綱日馬富士(はるまふじ)が1敗、平幕の松鳳山(しょうほうざん)が2敗で追う展開は変わらず。

 横綱鶴竜(かくりゅう)は大関稀勢の里(きせのさと)を寄り切って勝ち越した。

 終盤戦に入った九州場所。2度目のかど番を迎える豪栄道が、大関として年を越せるかどうかの瀬戸際に立たされている。結びの土俵で日馬富士に力なく押し出され、6敗目。

 「駄目ですね」。相手が横綱とはいえ、自身も納得できない相撲だった。低い日馬富士に対し潜ろうとするような立ち合い。足がそろっては圧力が伝わらない。鋭く踏み込まれると、たまらず引き、何もできないまま後退して土俵を割った。

 昨年名古屋場所後に大関へ昇進して、8場所目。2桁勝利は一度もなく負け越しが2度。看板力士としての責任をなかなか果たせていない。

大関陥落を避けるには残り3日で2勝が必要

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