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プーチン氏、同時テロに乗じ意気軒高 (2/4ページ)

2015.11.25 09:00

トルコのアンタルヤで開かれたG20首脳会議の際、挨拶を交わすウラジーミル・プーチン露大統領(左)とバラク・オバマ米大統領=2015年11月16日(ロイター)

トルコのアンタルヤで開かれたG20首脳会議の際、挨拶を交わすウラジーミル・プーチン露大統領(左)とバラク・オバマ米大統領=2015年11月16日(ロイター)【拡大】

 制裁緩和もくろむ

 ロシアの動きが首尾一貫しているように見えるのは、中東の橋頭堡(きょうとうほ)であるシリアのアサド政権の崩壊は認められない-という「譲れない一線」が明白であるためだ。「対テロ」の大義にかこつけて、「協力」と引き換えにウクライナ問題をめぐる対露制裁を緩和させる狙いもはっきりしている。

 プーチン氏は2001年9月の米中枢同時テロ後、当時のジョージ・ブッシュ米大統領(69)に外国首脳として最初に電話し、「テロとの戦い」での連帯を表明。ロシアが“裏庭”とみなす中央アジアでの米軍駐留を容認し、米国の対アフガニスタン戦にも協力した。

 しかし、この「蜜月関係」が成立した当時と今では、ロシアと欧米の関係も、プーチン政権自身の性格も全く異なる。プーチン氏の言う「対テロ連合」が成立したとしても、それがロシアと欧米の本格的な関係改善につながるかは疑問視される。

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