冬に備え、ドイツで行われた放牧中の牛を牛舎に戻す作業。中韓企業が進める計画が軌道に乗ると、大自然でのびのび育てる牧歌的な風景を目にできなくなる可能性も…=2015年9月11日、ドイツ・バイエルン州バート・ヒンデラング(AP)【拡大】
両社の計画では、総投資額は30億元(約575億4000万円)。まず2億元を投じて約1万5000平方メートルの工場を建設。クローン実験室、動物センター、遺伝子バンク、展示ホールなどを設置するという。
工場では高級肉牛や豚など家畜のほか、警察犬や競走馬、死んだペット、絶滅危惧種もクローン技術を駆使して“生産”して販売するという。工場は来年から稼働の予定。
爆食で食肉追いつかず
経済発展に伴い、中国では高級牛肉の需要が急増し、供給が追いつかない状態が続いている。価格も00年から13年で3倍以上に跳ね上がっている。
ボヤライフの許曉椿(シュシャオチュン)会長は、新華社通信に対して「中国の農民は、市場での需要を満たすだけの肉牛の供給に苦労している」と指摘。「クローン肉牛は当初10万頭を作るが、その後は100万頭に増やす」としている。