サッカーのアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)で優勝し、歓喜に沸く広州恒大の選手ら。だが、胸にあるのはスポンサー企業「東風日産」のロゴではなく、親会社の関連企業のロゴに一方的にすり替えられていた=2015年11月21日、中国・広東省広州市(AP)【拡大】
東風日産側はその夜早速、公式サイト上に声明を発表。ロゴが外されていたことについて、「非常に驚愕(きょうがく)した。恒大クラブがわが社の同意を得ない状況下、一方的に東風日産のスポンサー権益を独断で取り消したことはまことに遺憾だ」と憤りをあらわにした。
さらに、10日の時点で広州恒大側がロゴの変更を打診してきたが、東風日産側が拒否したことや、広州恒大側が試合開始の1分前に、メールで変更を通告してきたことを暴露。「今回の恒大クラブの違約行為に対し公の説明を求める。同時に、わが社はさらなる措置を取る権利を有する」と法的措置も辞さない構えを示唆した。
「契約順守が必要だ」
一方、広州恒大側は「契約にある違約条項に照らし合わせて、事前に東風日産側に意思を伝えた。書面で告知し、契約内容に従って友好的に協議した。しかし、東風日産側は違約条項の存在を無視し、いかなる形式の協議結果も拒絶した。恒大側はこれに対し非常に遺憾を覚えた」と反論した。