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人間だって複雑な機械にすぎないのかも 映画「さようなら」 深田晃司監督インタビュー (1/3ページ)

2015.11.27 13:00

「CG(コンピューターグラフィックス)と違い、本物のアンドロイドは人間とは何かを問いかけてくる」と語る深田晃司監督(岡本耕治撮影)

「CG(コンピューターグラフィックス)と違い、本物のアンドロイドは人間とは何かを問いかけてくる」と語る深田晃司監督(岡本耕治撮影)【拡大】

  • 映画「さようなら」(深田晃司監督)。公開中(ファントム・フィルム提供)。(C)2015「さようなら」製作委員会

 深田晃司監督(35)の新作「さようなら」は、死にゆく女性と、死を理解できないまま彼女を見つめ続けるアンドロイドの姿を描いた作品だ。本物のアンドロイド「ジェミノイドF」が出演。機械と人間が共演することで、生命や心の存在について考えさせる不思議な作品となった。

 生と死の対比表現

 舞台は、深刻な放射能汚染で人が住めなくなった近未来の日本。人々は次々と海外に脱出を続けている。難民のターニャ(ブライアリー・ロング)は旧型の介護用アンドロイド、レオナ(ジェミノイドF)と町外れに暮らしている。彼女は政府の移住許可を待ち続けているが、いつしか街の機能も止まり、彼女は静寂の中で死を迎える…。

 ロングとジェミノイドFが出演する平田オリザの短い舞台劇を、深田監督が膨らませて映画化した。

 「“死の気配”が濃厚な舞台で、死にゆくターニャと死ぬことのないアンドロイドの対比が素晴らしかった。彼女が死に向かう時間を映画で表現したかった」と、深田監督は語る。

“観客が埋めるべき余白”を持っている

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