毎月連続で過去最高
日本の気象庁によると、今年5月の世界平均気温は、1981~2010年までの平均基準からプラス0.38度となり、統計を開始した1890年以降で5月の過去最高を記録。その後、10月のプラス0.53度まで毎月連続で、その月の過去最高を記録し続けているという。2014年の年間平均気温もプラス0.27度で史上最高だった。
世界的な気温上昇の背景には、太平洋東部海域で海面水温が上昇する「エルニーニョ現象」があるとみられる。現在発生しているのは1997~98年以来となる過去最大級の規模で、気象庁は「太平洋とインド洋の広範囲で海面水温が高く、陸地に熱が移って気温が上がった」と説明する。
気温の変動は長期的に上昇傾向と下降傾向の時期がある。最近では2000年ごろから上昇傾向が鈍くなっていたが、地球規模で深海部分に熱が移ったことで気温が上昇しにくくなり、「停滞期」に入ったと研究機関などが分析していた。