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【野口裕之の軍事情勢】未然防止不可能な生物・化学兵器テロ勃発は「起こるかもしれない」ではなく「いつ起こるか」 (4/5ページ)

2015.11.30 06:00

米上院議員に送りつけられた炭疽菌入りの手紙を開封する米陸軍の専門家。米中枢同時テロ直後に起きた一連の炭疽菌テロ事件では5人が死亡した=2001年12月5日、米国・首都ワシントン(ロイター)

米上院議員に送りつけられた炭疽菌入りの手紙を開封する米陸軍の専門家。米中枢同時テロ直後に起きた一連の炭疽菌テロ事件では5人が死亡した=2001年12月5日、米国・首都ワシントン(ロイター)【拡大】

 韓国・国防研究院が2004年に出した分析資料によると、北朝鮮は現在、15種類の生物・化学兵器を保有。天然痘や炭疽菌も含まれていると観られるが、北朝鮮がカネ欲しさに、原油・大麻の密輸や誘拐による身代金などで潤沢な資金をプールするイスラム国に、技術者付きで菌や化学原料を提供した懸念は拭いきれぬ。

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 天然痘や炭疽菌は「古典的生物兵器」とはいえ、同時多発テロは無論、潜伏期間が「波状多発テロ」を可能にする。初期の肺炭疽感染は、インフルエンザといったウイルス性呼吸器感染や気管支肺炎に酷似する。が、第2段階で突然呼吸困難などをきたし死に至る。しかも天然痘は、世界保健機関(WHO)が1980年に根絶を宣言。天然痘ウイルスは、米疾病制圧予防センターと露国立ウイルス学バイオテクノロジー研究センターの2カ所のみ保管を認められた。事実上の根絶を受け、わが国も76年、種痘=ワクチンの定期予防接種を廃止したが、世界中で免疫力ゼロ世代が激増したのだ。

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