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北京、PM2.5で「危険」 パリの習近平氏に批判 (3/3ページ)

2015.12.2 07:30

大気汚染で夜のように暗くなった首都北京市街。パンダの銅像もかすみ、車はライトを点灯して走行した=2015年12月1日、中国(ロイター)

大気汚染で夜のように暗くなった首都北京市街。パンダの銅像もかすみ、車はライトを点灯して走行した=2015年12月1日、中国(ロイター)【拡大】

 習氏は11月30日にCOP21で演説し「中国は気候変動問題への対応に常に積極的に関与してきた」と胸を張り、風力や太陽光発電など新エネルギー導入への取り組みをアピールした。しかし、米大使館によると、習氏が演説した30日に、北京ではPM2.5を含む汚染指数が最悪レベルの「危険」を上回る「指標超」に。インターネット上には「自国が汚染まみれの中、でたらめ」などと習氏を批判する書き込みがみられた。

 中国の環境活動家は「政府も危機感を抱いている」と指摘。中国の解振華・気候変動事務特別代表も記者会見で「気候変動も大気汚染も問題の根源は同じ。特に大気汚染が深刻だ」と強調した。

 中国はCOP21に当たり、二酸化炭素(CO2)排出量を、2030年ごろをピークに減少させることを柱とした削減目標を打ち出した。だが、専門家からはこの目標は前倒しで実現される可能性が高く「野心的ではない。不十分だ」との批判の声も出ている。ある北京の専門家は「体制のメンツが最優先で絶対に実現できる目標しか掲げないのが実情だ」と指摘した。(共同/SANKEI EXPRESS

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