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困っている人助ける二つの国の絆 映画「海難1890」 田中光敏監督インタビュー (2/3ページ)

2015.12.11 11:00

「トルコ政府は当初、『私たちが日本を救うパートは不要だ』と言っていた」と語る田中光敏(みつあき)監督=2015年(岡本耕治撮影)

「トルコ政府は当初、『私たちが日本を救うパートは不要だ』と言っていた」と語る田中光敏(みつあき)監督=2015年(岡本耕治撮影)【拡大】

  • 映画「海難1890」(田中光敏監督)。公開中(東映提供)。(C)2015_Ertugrul_Film_Partners

 映画は2部構成。第1部では、エルトゥールル号の遭難と村の医師、田村(内野聖陽)や助手のハル(忽那汐里)らの懸命の救護、ムスタファ海軍大尉(ケナン・エジェ)ら乗組員と村人たちとの交流などが描かれる。

 田中監督は「内野さんは“知性を持った男臭さ”が欲しくて選んだ。当時の医療技術を熱心に練習してくれた。内野さんと忽那さんは得意の英語でトルコ人スタッフやキャストと交流してくれたので、非常に助かった」と話す。

 一生分のハグをした

 第2部は1985年、テヘランが舞台。イラクが48時間後の飛行機への無差別攻撃を宣言。各国は自国民のため、救援機を飛ばすが、日本はなすすべがない。そんなとき、トルコ政府が日本人救出に乗り出す…。

 テヘラン部分はイスタンブールなどで撮影。「トルコ人は情熱的で涙もろい。あちらでは一生分のハグをした」と語る。

 作品の中で「トルコは恩返しのために日本人を救った」とする描写は意図的に避けられている。

エルドアン大統領「この映画で日本とトルコの友情を深めていきたい」

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