フィギュアスケートのGPファイナルで男子初となる3連覇を達成し、メダルを手に笑顔の羽生結弦(はにゅう・ゆづる)=2015年12月12日、スペイン・カタルーニャ自治州バルセロナ(共同)【拡大】
フィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナル最終日は12日、バルセロナで行われ、男子は羽生結弦(はにゅう・ゆづる、ANA)がフリーで219.48点を出し、ショートプログラム(SP)に続いて世界歴代最高を更新、合計も8点以上更新し330.43点で男子初の3連覇を果たした。
292.95点の2位には、世界王者のハビエル・フェルナンデス(スペイン)。初出場でSP4位の17歳、宇野昌磨(しょうま、愛知・中京大中京高)は、フリーも4位で合計276.79点の3位と健闘した。
女子でも初出場でSP4位の17歳、宮原知子(さとこ、大阪・関大高)がフリーは2位の140.09点をマークし、合計208.85点で2位。SP3位の浅田真央(まお、中京大)はトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)でミスが出るなどフリー6位と振るわず、194.32点で最下位6位だった。
羽生が泣いた。歴史を再び塗り替える得点が映し出されると、見えない重荷から解き放たれた。「自分で自分を追い込んでいた。重圧と戦った。NHK杯は『やった』と喜べたが、今回は『良かった』と安堵(あんど)感があった」。なぜだか分からない。ただ、自然に涙があふれた。