女子SPでトリプルアクセルの着氷に失敗した浅田真央(まお)=2015年11月27日、長野県長野市のビッグハット(共同)【拡大】
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ最終戦、NHK杯は27日、長野市ビッグハットで開幕し、女子SPは宮原知子(さとこ、大阪・関大高)が自己ベストの69.53点でトップ。浅田真央(中京大)はトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)の転倒などジャンプが乱れ、62.50点で4位となった。木原万莉子(京都醍醐ク)は54.96点で10位だった。フリーは男女とも28日に実施される。
演技を終えた浅田の表情は晴れなかった。冒頭のトリプルアクセルは回転が足りなかった。「もうちょっと踏ん張っていれば」と悔やんだ着氷時に転倒。大幅な減点を食らった。
代名詞でもある大技ジャンプは、復帰3戦目にして、初めての失敗だった。最後の3回転ルッツも「ジャンプは日によって波がある。練習で100パーセント跳べてないと、本番でも難しいとよく分かった。完成度を上げるには、まだまだ」と打ち明けたように、1回転に終わってしまった。それでも、本人は冷静だった。「こんなトントン拍子で行くのかな。ちょっと待って、と思っていた。(失敗をしたことで)また新たな気持ちで前に進める」。