フランス杯のSPで演技する宇野昌磨(しょうま)=2015年11月13日、フランス・ボルドー(ゲッティ=共同)【拡大】
フィギュアスケート男子で今季グランプリ(GP)シリーズにデビューした宇野昌磨(しょうま、愛知・中京大中京高)が、総合ポイント上位で争うファイナル(12月・バルセロナ)の切符をつかんだ。23日、国際スケート連盟(ISU)がパリで起こった同時多発テロのため途中で中止したGP第4戦のフランス杯について、ショートプログラム(SP)の順位を最終成績とすると発表。宇野のGP初制覇とファイナル進出が決まった。
GPデビュー2戦目での優勝は、名古屋のスケート場で勧誘してくれた浅田真央(まお、中京大)と同じ。男子では羽生結弦(はにゅう・ゆづる、ANA)や引退した高橋大輔も成し得なかった快挙で、実力がシニアでもトップレベルにあることを早くも証明した。
今季は「守らず」をテーマに、昨季習得した4回転ジャンプをSP、フリーとも演技後半に組み込む。シーズン前半戦で活躍した選手だけが出場できるファイナルを、その先の「レベルアップにつなげたい」と宇野。失うものは何もない。(SANKEI EXPRESS)