W杯ジャンプ個人第6戦で3位になり、声援に応える葛西紀明。自身のW杯最年長表彰台記録を更新=2015年12月19日、スイス・エンゲルベルク(AP)【拡大】
ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ男子は19日、スイスのエンゲルベルクで個人第6戦(HS137メートル、K点125メートル)が行われ、葛西紀明(土屋ホーム)が131.5メートル、134メートルの273.5点で3位に入り、自身の持つW杯最年長表彰台記録を43歳6カ月に更新した。3位以内は今年3月以来で今季初めて。通算57度目。
23歳のペテル・プレブツ(スロベニア)が1回目に最長不倒の139.5メートルをマークし、297.1点で今季2勝目、通算8勝目を挙げた。弟の16歳、ドメン・プレブツが2位となった。
伊東大貴(だいき、雪印メグミルク)は18位、作山憲斗(さくやま・けんと、北野建設)は26位。雪印メグミルク勢の栃本翔平は42位、小林潤志郎は44位、竹内択(たく、北野建設)は46位で、2回目に進めなかった。
無欲が生んだ好ジャンプだった。葛西が2回目に飛距離を伸ばし、1回目から9つ順位を上げて3位に食い込んだ。自身が持つW杯最年長表彰台記録を更新し「まさか表彰台に上がれるとは思っていなかった。びっくりしている」。20歳以上年下のプレブツ兄弟と肩を並べた表彰式では右手親指を立てて喜んだ。