2年連続で最優秀中継ぎ投手に輝いた阪神の福原忍=2015年7月22日、兵庫県西宮市の甲子園球場(共同)【拡大】
衰えを知らない。2年連続で最優秀中継ぎ投手に輝いた阪神の福原忍は、チーム最年長となる39歳で迎える来季、投手主将を務める。金本知憲(ともあき)新体制の下で重要な役割だが「一試合一試合しっかり投げられればいい。チームが勝てるように頑張りたい」と、右腕は泰然自若の構えで調整を続けている。
絶対的な守護神だった呉昇桓(オ・スンファン、33)が退団した。新外国人の補強が進むものの、日本で活躍できるかは未知数で、福原が抑えを務める可能性もある。過去に経験があり、セットアッパーとの違いは分かっている。「自分は本当に投げろと言われたところで投げられるようにしっかり準備するだけ」と頼もしい。
ここ5年続けて50試合以上に登板し、今季も自己最多の61試合に投げた。緩いカーブを意図的に多めに織り交ぜるなど、投球術に円熟味も増している。かつて先発として2桁勝利をマークするなど経験は豊富で「成績が落ちた時に一試合一試合を大事に投げようとした」ことが今につながっているという。
金本知憲監督(47)は「リリーフは相当きついと思う。先発ならまだしも、連投もある」と年齢面を心配する。それでいて「直球も落ちていないし、今年と一緒ぐらいの成績を期待してしまう。40歳になる年でも60試合投げられるというのを、プロ野球界に示してほしい」と、期待感の方が大きい。(SANKEI EXPRESS)