パリ同時多発テロを受け、テロへの不安も増す。リオの公証役場職員らの協力を得たシリア人72人が12~14年、偽造出生証明書を利用してブラジル国籍を取得していた疑いが昨年12月に浮上。インターネットでイスラム過激派のテロなどへの共感を示す発言をしていた者もいるとされる。政府は大会期間中、軍も動員し、8万5000人態勢で警備する方針だ。
外交筋は、ブラジルがテロの標的になるとは考えにくいとする一方「五輪は(過激派が)力を誇示する絶好の場」であり、特定の国の選手団を狙ったテロも懸念されると指摘した。(共同/SANKEI EXPRESS)
■リオデジャネイロ五輪 南米初の五輪で、ルラ前政権が2009年、東京や米シカゴなどと争った末、誘致に成功した。会期は16年8月5日から17日間。28競技、306種目を行う。競技会場は4地区に分散。市西部のバーラ地区は五輪公園となり、水泳や体操などを実施し選手村も設置。中心部のマラカナン地区には開会式や閉会式などを行うマラカナン競技場がある。ビーチが有名なコパカバーナ地区でもビーチバレーなどを実施する。