7位となった葛西紀明=2016年1月3日、オーストリア・インスブルック(ゲッティ=共同)【拡大】
ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ男子は3日、オーストリアのインスブルックでジャンプ週間第3戦を兼ねて個人第10戦(HS130メートル、K点120メートル)が行われ、43歳の葛西紀明(土屋ホーム)は124.5メートル、119.5メートルの合計236.8点で7位だった。伊東大貴(だいき、雪印メグミルク)が120メートル、121メートルの235.8点で8位に続いた。ペテル.プレブツ(スロベニア)が269.5点で今季5勝目、通算11勝目を挙げた。
葛西は迷っていた。1回目はK点を4.5メートル越えたが、助走路の滑りの速度が2回目に進んだ30人中下から3番目に並ぶ時速88.9キロだったからだ。助走路での姿勢を修正すべきだという思いが頭をもたげた。スピードにこだわった2回目は89.6キロと周囲と遜色ない速さを出せたが、その代償で踏み切りから空中姿勢への移行がスムーズでなくなり、飛距離が伸びない。不利な追い風も重なり、K点の手前に着地した。「スピードが出て、なおかつスムーズに飛び出せないといけない。難しいところ」と話した。(共同/SANKEI EXPRESS)