東海大仰星(ぎょうせい)に敗れて引き揚げる伏見工フィフティーン=2016年1月1日、大阪府東大阪市の花園ラグビー場(共同)【拡大】
全国高校ラグビー大会(11日決勝)で、4度の優勝を誇る伏見工(京都)が敗退し、栄光の歴史に幕を引いた。今春から、統合により新設校「京都工学院」へ生まれ変わる。チームの育ての親、山口良治(よしはる)総監督(72)は「時代の流れだから」と寂しさを口にしつつも「ゼロからの出発で、しっかり頑張ってほしい」と期待を込めた。
1、2回戦を順当に勝ち上がり、1日の3回戦は東海大仰星(ぎょうせい、大阪第1)と激突した。選抜、7人制との3冠を目指す優勝候補に食い下がったが、5-41の大敗。ただ、唯一のトライは自慢の素早い展開から奪い、ナンバー8の佐々木輝主将は「みんなの思いが詰まっていた」と胸を張った。
前回、前々回は京都の代表決定戦にも進めなかった。“最後の伏見工”として注目を浴びる中、花園への切符をつかみ、3試合を戦った。松林拓監督は「この経験は財産になる。校名が変わっても、伏見工のラグビーをいかにつないでいくかが大事」と万感の思いを口にした。(SANKEI EXPRESS)