2014年4月、貴州省貴陽市で押収された約1万5000丁の銃器。偽ブランド品作りが“お家芸”の中国では、銃器の闇製造や不法所持が拡大し、犯罪の急増を招いている=中国(CFP提供、共同)【拡大】
摘発されたグループの密造・密売ルートは貴州省にとどまらず、湖南省や広東省、四川省など27の省・自治区・直轄市にまたがっていたことが分かっている。
13年に発表された上海の銃の不法所持による受刑者の統計データからは、性風俗や賭博、薬物の関係者が、自分の身を守るために銃器を欲しがるケースが多いことを読み取ることができるという。
基金会はさらに、「現在、中国が直面する国内における違法な武器生産問題は、ますます深刻化しているが、十分な関心を引き起こしていない。闇の銃の問題はすでに、近年の犯罪案件の急増を招いている」と警鐘を鳴らしている。
北京で欧米人襲撃計画?
中国では昨年のクリスマスの時期、北京の繁華街で欧米人を狙った襲撃事件が計画されているとして、米大使館などが北京在住の自国民らに注意を促したことがあった。米大使館などが入手した情報の詳細は不明だが、11月にパリでイスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」(IS)による同時多発テロ事件が起きた後だけに、在留邦人の間でも緊張が走った。