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中台首脳 7日に分断後初の会談 (1/4ページ)

2015.11.5 08:00

11月4日、台北市内で、台湾の馬英九総統が中国の習近平国家主席と会談を行うことに反対し、抗議デモを行う市民ら=2015年、台湾(AP)

11月4日、台北市内で、台湾の馬英九総統が中国の習近平国家主席と会談を行うことに反対し、抗議デモを行う市民ら=2015年、台湾(AP)【拡大】

  • 台湾の馬英九総統(左)と中国の習近平国家主席(AP)

 台湾の総統府は3日深夜(日本時間4日未明)、台湾の馬英九総統と中国の習近平国家主席(共産党総書記)が7日にシンガポールで会談すると発表した。中台首脳の会談は1949年の分断以来、初めてで、歴史的な会談となる。

 台湾側は会談について「両岸(中台)の平和を強固にし、台湾海峡の現状を維持する」と目的を説明。共同声明の発表や協定の署名は行わないとしている。台湾側は、会談は7日午後にホテルで行い、双方がそれぞれ記者会見を開催。その後、「簡単な食事」をともにすると説明した。

 中台双方は互いの統治権を認めておらず、これまで現職の首脳同士の会談は困難だった。中国側の張志軍台湾事務弁公室主任(閣僚級)は、会談は中台の「指導者」の身分で行うと明らかにした。双方が「総統」「主席」の肩書を避けた形だ。

 台湾では来年1月の総統選で野党、民主進歩党が8年ぶりに政権を奪還する可能性が高まっている。馬総統としては、会談を自身の政治的遺産(レガシー)として示すとともに、与党の中国国民党だけが中台関係を安定させうるとアピールする狙いがあるとみられる。中国側も中台交流は「一つの中国」の原則に基づくと確認し、「台湾独立派」と見なす民進党を牽制(けんせい)する思惑がありそうだ。

習近平氏主導 大きな政治的賭け

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