優勝を決め、笑顔でガッツポーズする葛西紀明=2016年1月9日、北海道札幌市宮の森ジャンプ競技場(共同)【拡大】
ノルディックスキーの雪印メグミルク杯全日本ジャンプ大会は9日、札幌市宮の森ジャンプ競技場(HS100メートル、K点90メートル)で行われ、男子は海外遠征から一時帰国している43歳の葛西紀明(土屋ホーム)が合計264.5点で初優勝した。1回目に97.5メートルで2位につけ、2回目に最長不倒の99メートルをマークして逆転した。2位には1回目に99メートルを飛んだ海外遠征組の伊東大貴(だいき)が259.5点で続き、3位は伊藤謙司郎(いずれも雪印メグミルク)だった。
女子は高梨沙羅(さら、クラレ)が1回目に81メートル、2回目に最長不倒の98.5メートルを飛び、221.0点で2年連続3度目の制覇を果たした。少年は伊藤将充(北海道・下川商高)が勝った。
欧州から8日に帰国したばかりの葛西が好飛躍をそろえて鮮やかな逆転勝ち。日本のトップに君臨する実力を改めて見せつけた。
1回目は首位の伊東と4.5点差の2位、負けることも頭をよぎったという。だが、2回目は風にも恵まれて伊東の1回目の記録と並ぶ最長不倒。会心のジャンプでタイトルを手にした。(SANKEI EXPRESS)