全勝対決で白鵬を寄り切った琴奨菊(ことしょうぎく、右)。唯一の勝ち放しとなった=2016年1月20日、東京都墨田区の両国国技館(塩浦孝明撮影)【拡大】
節目の勝利や幕内出場を伝える館内放送を聞いたことがない。翌朝の新聞でようやくそれを知り「場内放送があれば惜しみない拍手を送ったのに」とがっかりする。「『喜ぶな負けた奴にも親がいる』が大相撲の精神なので、実現は難しいかな」と元相撲記者の友人は言うのだが…。
館内ビジョンの設置や花束贈呈セレモニーといった大きな変革を求めているのではない。せめて記録達成くらいは知らせてほしい。それが観客の力士へのリスペクト(尊敬の念)や、力士のやる気にもつながるはずだから。(鈴木学/SANKEI EXPRESS)