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【大相撲】琴奨菊、全勝対決制す 「自分を信じた」 (1/2ページ)

2016.1.21 06:00

全勝対決で白鵬を寄り切った琴奨菊(ことしょうぎく、右)。唯一の勝ち放しとなった=2016年1月20日、東京都墨田区の両国国技館(塩浦孝明撮影)

全勝対決で白鵬を寄り切った琴奨菊(ことしょうぎく、右)。唯一の勝ち放しとなった=2016年1月20日、東京都墨田区の両国国技館(塩浦孝明撮影)【拡大】

 大相撲初場所11日目は20日、東京・両国国技館で行われ、全勝同士の対決は、大関琴奨菊(ことしょうぎく)が横綱白鵬を一方的に押し出し、単独首位に立った。横綱日馬富士(はるまふじ)は大関豪栄道を押し出し、白鵬とともに10勝1敗となった。豪栄道は7敗目。

 横綱鶴竜(かくりゅう)は魁聖(かいせい)を寄り切って勝ち越した。大関稀勢の里(きせのさと)は関脇嘉風(よしかぜ)の肩透かしに屈し、ともに6勝5敗となった。小結の勢(いきおい)は負け越した。全勝の琴奨菊を1敗で白鵬と日馬富士、2敗で平幕の豊ノ島と高安(たかやす)が追う。十両は2敗の英乃海がトップ。

 10年ぶりの日本勢優勝へ道が開けた。結びの土俵。全勝対決で琴奨菊が白鵬を撃破。圧巻の相撲で最強の壁を崩した。

 勝因は「自分を信じたこと」。賜杯争いを占う大一番にも「熱くならずにやるべきことをやった」と平常心を貫けたことに誇らしげだ。

「今までは力みや欲があったけど、自信を持っていく」

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