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【大相撲】琴奨菊が無敗守る 力の大関対決「やりきった」 (1/2ページ)

2016.1.18 05:10

琴奨菊(左)が寄り切りで稀勢の里(きせのさと)を破る=2016年1月17日、東京都墨田区の両国国技館(共同)

琴奨菊(左)が寄り切りで稀勢の里(きせのさと)を破る=2016年1月17日、東京都墨田区の両国国技館(共同)【拡大】

 大相撲初場所8日目は17日、両国国技館で行われ、横綱白鵬は関脇嘉風(よしかぜ)を寄り切り、大関対決で稀勢の里(きせのさと)を寄り切った琴奨菊とともに全勝を守った。白鵬は自身の持つ最多記録を更新する40度目のストレート勝ち越し。横綱日馬富士(はるまふじ)は小結勢(いきおい)を上手投げで退け、1敗を堅持。横綱鶴竜(かくりゅう)は逸ノ城(いちのじょう)を寄り切り、6勝目を挙げた。

 激闘を勝ち切った。琴奨菊が稀勢の里との大関対決を制し、無傷の8連勝。「やりきった。それだけ。もう残っていない」。完全燃焼だ。

 力と力のぶつかり合い。稀勢の里の左おっつけに一度は体勢が崩れる。何とかこらえて立て直し、左差し。右で抱え、がぶって前進。自らの最大の武器で休まず攻め抜いた先に大きな白星があった。

 稀勢の里とはデビューが1場所違い。ずっと出世争いを続けてきた。新十両、新入幕は先を越されたが、大関へ上がったのは自身の方が早い。当然本場所で顔を合わせることも多く、今回が武蔵丸-貴ノ浪の史上最多に並ぶ58度目の対戦だ。

「強いし、重いし、タフだし。稀勢の里を持っていければ…」

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