引き落としで鶴竜(かくりゅう、右)を破った勢(いきおい)=2016年1月14日、東京都墨田区の両国国技館(共同)【拡大】
大相撲初場所5日目は14日、東京・両国国技館で行われ、横綱白鵬は碧山(あおいやま)を上手投げで下し、5連勝で通算951勝目として北の湖と並び史上4位となった。大関琴奨菊も小結栃ノ心(とちのしん)を寄り切り、全勝を守った。勝ちっ放しは平幕の高安(たかやす)を含め3人。横綱の日馬富士(はるまふじ)は魁聖(かいせい)を下手投げで退け、4勝目。鶴竜(かくりゅう)は小結の勢(いきおい)に引き落とされ、2敗目となった。2勝目の勢は横綱戦で初勝利を上げた。大関稀勢の里(きせのさと)は松鳳山(しょうほうざん)を押し出し、3勝目。
通算19度目の挑戦で、初めて横綱を倒した。勢は鶴竜を破り「当たって攻めて攻めて。今日も思い切った相撲が取れた」。いつも通り淡々とした表情ながら「目標でもあったから」と殊勲の白星を控えめに喜んだ。
立ち合いで当たり勝った。左を差して寄ると、あわてたのは鶴竜である。まわしを引けないまま、窮屈な姿勢で前に出た横綱を絶妙の加減で引き落とし、両手をつかせた。