琴奨菊(左)が寄り切りで稀勢の里(きせのさと)を破る=2016年1月17日、東京都墨田区の両国国技館(共同)【拡大】
今場所前に連合稽古で3日続けて稀勢の里と内容のある相撲を取り、自らの好調を実感していた。「強いし、重いし、タフだし。稀勢の里を持っていければ、他の力士のときは自信を持っていける」
近年は両膝や右胸のけがで勝ち越すことにすら苦労してきた。日本出身力士として優勝への期待度で稀勢の里にずっと後れを取ってきたが、今は逆の立場に立つ。
全勝ターンで賜杯争いは第一人者の白鵬と横並びだ。「一日一番悔いなくやる」。場所後には夫人との挙式披露宴が控える。31歳の最古参大関は大輪の花を咲かせられるか。(藤原翔/SANKEI EXPRESS)