松が明けたと思ったら、あっという間に1月も末、年のせいもあるのでしょうが最近は月日の過ぎるのがとりわけ早く感じます。
2月は大寒、1年でもっとも寒い季節ですが世の中はバレンタインデーがあるので明るいムードです。チョコレート菓子業界ほどではないものの、花を贈る方も増えてきているので、この時期は花業界もそれなりに盛り上がります。
保存がきき長く楽しめる
ここ7~8年ほど、ギフト向けに手堅い需要があるのが、プリザーブドフラワーです。皆さんご存じのように生花とドライフラワーのよさをそれぞれ取ったような素材で、生花から色素と水分を抜いて保存液でプリザーブド加工した上に、新たに着色して作る加工花で、生花のみずみずしさと、ドライフラワーの持ちのよさを併せ持ったものです。
直射日光にあたる場所でなければ大体半年~1年ぐらいはほぼ変化なく保存がきくので、長くアレンジを楽しめます。プリザーブドフラワーは、コロンビアのバラを加工しているフロールエバーや、エクアドルにてバラの加工をしているヴェルディッシモなどの海外メーカーの他に、日本産の大地農園なども有名です。