≪か細い声で反省の言葉 凄惨な手口浮き彫り≫
殺人などの罪に問われたリーダー格の少年の初公判。少年は消え入るような声で起訴事実を認め、反省の言葉も口にした。一方で、法廷で読み上げられた別の少年=傷害致死罪で起訴=の供述調書などから、凄惨(せいさん)な犯行手口が改めて浮かび上がった。
「止めてほしい気持ち半分」
「冷静な話し合いで済ませれば、(事件は)起きなかった」。丸刈りで濃いグレーのスーツ姿の少年は、弁護側の被告人質問で事件について問われると、か細い声でこう答えた。
近藤宏子裁判長から何度も「大きな声で」などと促されたが声は小さなままだった。
事件の発端は些細(ささい)な遅刻だった。事件の約1カ月前、一緒に遊んでいた上村さんらが待ち合わせ場所に約1時間遅れて到着。リーダー格の少年は、普段から上村さんが年下なのに生意気だと感じていたこともあり、青アザができるほど上村さんの顔を殴りつけた。