高梨沙羅(さら)のジャンプは高く遠くへ、誰とも違う飛行線を描く=2016年2月7日、オーストリア・ヒンツェンバッハ(AP)【拡大】
ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ女子は7日、オーストリアのヒンツェンバッハで個人第12戦(HS94メートル、K点85メートル)が行われ、高梨沙羅(さら、19)=クラレ=が合計260.1点で優勝、自己最多記録を更新中の連勝を10に伸ばして今季11勝目を挙げ、通算41勝とした。1回目に最長不倒の98メートル、2回目に90メートルを飛んだ。
1回目はヒルサイズを4メートル越え、W杯のジャンプ台記録を塗り替えた高梨は「1本目は自分でもベストを尽くしたジャンプ。前日失敗したタイミングも合っていたと思う。2本目は気持ちで攻めすぎて、突っ込みすぎた」と笑顔を見せた。
W杯で積み上げた通算勝利は41。男子で「鳥人」と呼ばれたマッチ・ニッカネン(52)=フィンランド=の、W杯ジャンプ歴代2位の46勝にも迫る勢いだ。自身が生まれる前に活躍していた名選手の名前に「そんな偉大な人と並べるなんて、自分のモチベーションになる」とかみしめるように話した。(共同/SANKEI EXPRESS)