自己最多に並ぶ7連勝で今季8勝目を挙げた高梨沙羅(さら、中央)=2016年1月31日、ドイツ・バイエルン州オーベルストドルフ(AP)【拡大】
ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ女子は1月31日、ドイツのオーベルストドルフで個人第9戦(HS106メートル、K点95メートル)が行われ、高梨沙羅(さら、クラレ)が102.5メートル、97メートルを飛び、2回ともトップの合計271.2点で今季8勝目、通算38勝目を挙げた。W杯7連勝で、2013~14年シーズン以来の自己最多記録に並んだ。
悪天候で、さらに強さが際立った。雨に加え、2回とも追い風を受けながら、高梨はいずれもトップの得点で完勝。「冬に雨で飛んだことがなかった。自分をコントロールして飛べたのは良かった」と満足感のある内容で、連勝を自己最多に並ぶ7に伸ばした。
1回目は102.5メートルで首位に立ち、2回目も97メートルでまとめた。光ったのは対応力の高さだ。「雨で助走路の滑りが重くなる。いち早く自分のいい助走姿勢に持ってこないと、つんのめってしまう」。攻略のイメージを描き、着実に実行した。