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【川崎老人ホーム殺人】元職員逮捕、3人殺害認める 初動捜査遅れ 「情報共有が不十分」 (1/4ページ)

2016.2.17 09:00

入所者3人が転落死した事件があった有料老人ホーム「Sアミーユ川崎幸町」=2016年8月16日、神奈川県川崎市幸区(共同)

入所者3人が転落死した事件があった有料老人ホーム「Sアミーユ川崎幸町」=2016年8月16日、神奈川県川崎市幸区(共同)【拡大】

  • 「Sアミーユ川崎幸町」で3人が転落した状況。2014年11月~12月、※年齢はいずれも当時
  • 川崎転落死事件の経過=2011年11月1日~2016年2月15日

 川崎市の介護付き有料老人ホーム「Sアミーユ川崎幸町」で2014年11月から12月、入所者の男女3人が転落死した事件で、神奈川県警は15日、このうち男性1人をベランダから投げ落として殺害したとして、殺人容疑で元職員、今井隼人容疑者(23)=横浜市神奈川区立町=を逮捕した。県警によると、今井容疑者はほかに死亡した入所者2人についても殺害への関与を認めている。県警は幸署に捜査本部を設置し、慎重に裏付けを進める。

 逮捕容疑は、14年11月3日午後11時ごろから11月4日午前1時50分ごろ、入所者の丑沢(うしざわ)民雄さん=当時(87)=を4階ベランダから投げ落とし、殺害したとしている。丑沢さんの死因は内臓破裂だった。

 県警によると、今井容疑者は「むしゃくしゃして投げ落とした。殺そうと思った」との趣旨の供述をしている。施設では14年12月、86歳の女性と96歳の女性が同様に転落死。県警は、3件を「変死」として扱ったが司法解剖はせず、関連性も調べていなかった。

高さ120センチのベランダの手すりを自力で乗り越えるのは困難

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