養成講座を修了して認定を受けたサポーターは、可能な範囲で地域での見守りや環境整備を行う。介護に悩む家族が気軽に話せる相談相手としての役割も期待されている。
「カフェ」で情報交換
地域で支える取り組みとして認知症カフェも注目される。当事者や専門家だけでなく、興味を持った人も集まり、情報交換を行う。新プランでも本人や介護者の負担軽減につながる施策として設置推進を明記している。
東京都目黒区で認知症カフェ「Dカフェ」を主催する竹内弘道さん(72)は、「認知症には個性があり、症状や介護のあり方も変わってくる。手法に正解があるわけではなく、いろんな人と交流することも必要になる」と話す。
2月中旬に目黒区内の病院で開かれたカフェには、介護をする家族のほか、本人や認知症ではない高齢者を抱える家族ら数十人が参加し情報交換。参加者からデイケアについて「『リハビリに行こう』と誘うとプライドが邪魔をして行きたがらない。『みんなのところに遊びに行こう』といえば、参加しやすい」など、日々の介護をめぐるアイデアが出た。